カクノのインクを使い切ったときに同じ色のカートリッジに交換する方法

初心者入門用として根強い人気がある万年筆、カクノ(kakuno)を使い倒していたら、カートリッジのインクがなくなってしまいました。インクがなくなってくるとだんだん文字が掠れるようになってきて、最後にはインクが出ず文字が書けなくなります。

透明軸を使っていると、インクの減りがよく分かります。写真の上がインクがなくなったカクノで、下がまだインクがある状態のカクノです。そこで今回は、インクがなくなってしまったカクノのカートリッジを同じ色のカートリッジに交換する方法をご紹介したいと思います!

まずは同じ色のカートリッジを用意


インクがなくなったカクノに装着しているのは、パイロットのブルーブラックのカートリッジ(品番:IRF-5S-BB)です。今回はそれと同じものを用意しました。パイロットさん、今回もお世話になります。

さっそく交換してみよう!


では交換してみましょう。まずキャップと軸を外して、ペン先とカートリッジだけの状態にします。そしてゆっくりペン先からカートリッジを引き抜きます。
この時インクが残っていると引き抜いた衝撃でインクが飛び散る可能性があります。そのため汚れてもいい服装で作業を行ったり、エプロンをするといいと思います。あとは机の上にいらない紙や布を敷いたり、新聞紙や下敷きの上で作業を行うと安全だと思います。


そうしたら今度は新しいカートリッジを差し込みます。
前回使っていたのと全く同じカートリッジを装着するならペン先の洗浄は必要ないですが、違うカートリッジを装着する時はペン先を水でしっかり洗ってください。
違うメーカーのインクはもちろん、同じメーカーのインクでも色の違うインクを混ぜるとペン先が詰まって書けなくなるなど予期せぬ不具合が起こる場合があります。そのため同じカートリッジを使わない場合は、インクが同系色であっても必ず洗浄してください。同じ名前のインクでも、違うメーカーのインクだと配合が違うのでそういう時も洗浄してください。
つまり全く同じインク以外は全部ペン先洗浄必須ってことです。

ペン先の洗浄方法

いらないコップなど水をためることができる容器を用意して、そこにペン先を入れて数時間放置します。この作業をインクが水に染み出してこなくなるまで続けて、最後に自然乾燥させれば終了です。インクがなかなか落ちない場合は、カートリッジを装着する側から水道水をジャーっと流して内部を洗浄してください。

同じカートリッジを使う場合でも洗浄したほうがいい時とは?

万年筆は長時間使わずに放置するとインクが乾燥して詰まりの原因になります。そのため同じカートリッジを使う場合でも、しばらく使っていなかったカクノに装着する場合は一度ペン先を洗浄したほうがインクフローが良くなる場合があります。あとは顔料系のインクを使う場合は詰まりやすいので定期的(3~4か月に一度)に洗浄したほうがいいみたいです。

完成!


ということでカクノさんに無事パイロットのブルーブラックのカートリッジを装着することが出来ました!同じ色のカートリッジを使うと抜いて挿すだけだから簡単ですね。ボールペンと変わらない手軽さです。たまには洗浄もしたほうがいいんだとは思いますが、それはまた次の機会に。あともう一本のカクノはインクがなくなったら違う色を入れてみたいと思っているのでそれも今から楽しみです。